新しい風水:日本
風水暗黒時代を乗り越えた人々
江戸幕府が終わりを告げて、風水の知識と力が、ふたたび日本全体で利用されるようになります。
日本の風水として生まれ変わり発展しました。
しかし、江戸時代に風水が封印された影響で誰もが風水に着目しなくなりました。そして一部の人のみが知る風水ができてしまったのです。
その一つが、風水表札です。
表札は、木で作る事が良いと伝えられています。
しかも、家本体の玄関近くに表札をつけることがごく一部の人のみ知る秘訣です。
門柱や郵便受け等家本体以外につける表札は風水のご利益はありません。
風水表札とは
風水表札は神様へ向けて表すものと伝えられているのです。
木でつくった表札は家本体に取り付けるのです。特に、墨で書いたような濃い黒で、名前が浮き出るような表札を家本体につけることが良いとされています。
特に、風水表札に使う木材は年輪が多ければ多いほど特別な意味を持つのです。
しかし、風水が封印された江戸時代には、大名屋敷に表札がかけられることはありませんでした。
「大名の事は、誰でも知っているから、表札を掲げる必要は無い」ということが、理由と言われていますが、大名に風水を使わせない江戸幕府の意思が影響していたからだとも言えます。
この時代に風水表札が広く知られていれば、樹齢何百年にも及ぶ木材はかなりの数を消費されていたかもしれません。
徳川家康が江戸時代から風水を封印したために表札の風水は、今現在になっても、広く一般的に広まっていません。
歴史に詳しい人や昔気質の人だけが、家本体に、墨で書かれた木の表札をつけていらっしゃいます。
あとは国の官公庁で、どのお役所にも木や石で名前が浮き上がった、とても立派な表札が建物本体に取り付けて掲げられています。
つまり一部の人たちだけが、風水表札の恩恵を受けているのです。
徳川家康が封印し知られなくなった風水を、詳細に発掘し、正しく利用する人々には幸運がやってくるのです。